東京で働くということ、そこにはたいていの場合満員電車がもれなくついてきます。東京の出身であれば、高校生、早ければ小中学生から満員電車デビューしている場合もあり、社会人になるころにはすっかり免疫がついているかもしれません。ただし、この満員電車はいくら免疫がついても楽しいものではありません。長閑な地方から突然東京に社会人デビューした人には、職場より恐ろしいのがこの通勤と言えるのではないでしょうか。
東京都内にはたくさんの電車が走っていますが、よくよく乗り比べてみると、朝のラッシュの時間帯でも、比較的空いている電車やあまり遅延しない電車があります。土地勘のない人がそれらを見極めるのはとても難しいとは思いますが、知り合いの情報を集めたりネットで乗車率や遅延の頻度などを調べることは可能なのではないでしょうか。実際、複数の手段で出勤できる場合、多少時間がかかっても空いている電車を選んで通勤している社会人は少なくないはずです。
また、最近では、フレックスタイム制や自宅でも仕事のできる制度などを導入している企業も増えてきています。新卒でこういった条件から仕事を探す人は少ないかもしれませんが、ある程度経験を積んだ人が転職活動を考える際には、企業がどのような働き方を推奨、導入しているかを参考にするのも、自分の生活をより豊かにする上ではとても大事です。東京には、企業が多い分選択肢も多くなるが、そんな中でより自分の生活に馴染みやすい求人に出会うことが重要になってきます。